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慢性腎臓病(CKD)とは?放置しないために知っておきたいこと|世田谷区の腎・泌尿器科|東急大井町線上野毛駅近くの上野毛腎・泌尿器科クリニック(仮称)

慢性腎臓病(CKD)とは?放置しないために知っておきたいこと|世田谷区の腎・泌尿器科|東急大井町線上野毛駅近くの上野毛腎・泌尿器科クリニック(仮称)

慢性腎臓病(CKD)とは?放置しないために知っておきたいこと

慢性腎臓病(CKD)とは?放置しないために知っておきたいこと

健康診断で「腎臓が悪い」「尿タンパクが出ている」「尿に血が混じっている」と言われたことはありませんか?
それは慢性腎臓病(CKD)のサインかもしれません。
CKDは自覚症状が少なく進行しやすい病気で、放置すると透析治療が必要になることもあります。
今回は、CKDの原因・症状・診断・治療・予防について、患者さん向けにわかりやすく解説します。

目次

CKDとは?

CKD(慢性腎臓病)は、腎臓に構造または機能の異常があり、3か月以上持続する状態を指します。
具体的には、以下のいずれかが持続することがCKDの診断基準とされています。
– 腎障害の指標(蛋白尿、アルブミン尿、尿沈渣異常、画像検査異常など)
– eGFR(推算糸球体濾過率)が 60 mL/分/1.73m² 未満
この 2 つの指標を組み合わせて、重症度を判断します。

診断基準・定義

※エビデンスに基づく CKD 診療ガイドライン 2023より抜粋

重症度分類

CKD診療ガイド 2024 では、eGFRと蛋白尿/アルブミン尿を組み合わせた分類が用いられ、これにより腎不全進展リスク・心血管リスクを予測します。

 

   ※CKD診療ガイド2024より抜粋

原因とリスク要因

CKD になる主な原因やリスク因子は以下の通りです:

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 高尿酸血症
  • 慢性糸球体腎炎
  • 加齢に伴う腎機能低下
  • 肥満、喫煙、脂質異常、心血管疾患の併存

これらの因子を適切に管理することが CKD の進行抑制につながります。

症状はある?

CKD は初期にはほとんど自覚症状が出ません。進行した場合には:

  • むくみ(特に足、まぶたなど)
  • だるさ、疲れやすさ
  • 尿量の変化(少ない、泡立ち、血尿)
  • 高血圧の悪化など

治療・管理法

CKD 治療は進行を遅らせ、合併症を防ぐことが主眼です。具体的には:

  • 血圧・血糖・脂質の適切な管理
  • 減塩(1日 6 g 未満 など)
  • 蛋白質制限(ステージや蛋白尿の程度に応じて)
  • 禁煙・適度な運動
  • 腎保護薬(ACE阻害薬/ARB、最近では SGLT2阻害薬も注目)

予防と生活改善

腎臓を守るためには、日常生活でできる工夫が大切です:

  • 規則的な健康診断(血液・尿検査)を受ける
  • 適切な水分補給(ただし過剰は禁物)
  • バランスの良い食事、減塩、たんぱく質制限
  • 体重・血圧・血糖コントロール
  • 喫煙・飲酒の制限

まとめ

慢性腎臓病は、放置すれば人工透析に至ることもある病気であるため、早期発見・早期対応が、腎臓を守るカギです。尿潜血や尿タンパクや 腎機能障害の指摘を受けた方は、遠慮せずに専門医にご相談ください。

 

参考文献:CKD診療ガイド2024