健康診断で血尿が…すぐ受診したほうがいい?
- 2025/08/16
- 医療コラム
健康診断で血尿が…すぐ受診したほうがいい?

1. 健康診断で血尿が見つかることは珍しくない
健康診断の尿検査で「尿潜血(にょうせんけつ)」と指摘される方は珍しくありません。自覚症状がなくても、尿中に赤血球が混じっている状態です。見た目で分かる真っ赤な尿(肉眼的血尿)ではなく、顕微鏡でしか確認できない場合もあります。
2. 血尿の原因はさまざま
血尿の原因は多岐にわたります。代表的なものは以下の通りです。
- 膀胱炎などの尿路感染症
- 尿路結石
- 腎炎などの腎臓病
- 膀胱がん、腎がん、尿路がんなどの悪性腫瘍
- 運動後の一時的な血尿
特に中高年の方で血尿が見られる場合、悪性腫瘍の可能性もあるため注意が必要です。
3. 無症状でも放置は危険
血尿があっても痛みや排尿異常がないことがあります。しかし、無症状だからといって安心はできません。膀胱がんや腎臓がんは初期症状が乏しく、血尿だけが唯一のサインということもあります。
4. 泌尿器科で行う検査
泌尿器科では血尿の原因を調べるために、以下のような検査を行います。
- 尿検査(尿沈渣)
- 超音波検査(エコー)
- CT検査
- 膀胱鏡検査
症状や年齢、リスク因子によって検査の組み合わせは変わります。
5. 早期受診のメリット
早期に受診することで、がんや腎臓病など重い病気を早期発見でき、治療の選択肢が広がります。また、感染症や結石の場合も早く治療を始められ、症状の悪化を防ぐことができます。
6. まとめ
健康診断で血尿を指摘されたら、症状がなくても泌尿器科の受診をおすすめします。「放っておけば治るかも」と考えるのは危険です。早期発見・早期治療が健康を守る第一歩です。